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フィリピンにおける建設許可手続きについて

フィリピンにおける建設許可手続きについて

計画地が都市計画区域内にあり、計画内容が規制内のものである場合、一般的には下記許認可手順となる。

• 地方自治体許可 申請期間は1週間程度 (1 week)。
必要書類: 案内図、周辺図、配置図、平面図

• 計画規模によっては環境許可が必要になる。
環境影響評価(EIA)又は環境適合認定(ECC)の申請期間は20営業日。
必要書類: 配置図、平面図、排水図、汚水処理計画書、公害評価書、交通評価書等

• 建設許可。規模と内容に応じて2週間から4週間。
必要書類:
1. 全図面及び仕様書(意匠、構造、電気、機械、衛生、弱電)。有資格者の署名。
2. 付随許可関係図書。土工事、囲繞工事、仮設工事、道路切下げ関係、広告許可等。有資格者の著名。
3. 特殊工事関係図書。有資格者の著名。
4. 消防局による消防計画許可書
5. 土地使用許可書。売買証明書(TCT)や賃貸契約書等。

フィリピン経済特区(PEZA)管轄の敷地の場合は、上記とは別に許可が必要。
場所によっては、公共省から高速道路許可や航空局から空港許可など、個別の省庁や地方自治体から許可が必要となる。