プロトレード工業団地
Protrade International Tech Park (PITP)
プロトレード工業団地(PITP)は、ホーチミン市の北ビンズン省に立地する。ビンズン省は、1990年代半ばより質の高い工業団地開発が進み、ホーチミン市に隣接する立地の優位性、省政府の積極的な外資誘致活動等により、ベトナムで最も多くの多国籍製造企業により選ばれ、ベトナムの工業化を牽引してきた地域。
PITPはシンガポールのアセンダス社との合弁により開発、運営されたが、 2016 年 12 月 14 日より プロトレード社が完全所有し、管理している。プロトレード社は、1982年に設立された従業員1万人を擁する国営企業で、シンガポール、韓国企業等とのビジネス契約により、飲料加工、ゴルフリゾート開発・運営、物流、病院、不動産等、多角的ビジネスを展開する。
PITPは、工業用地不足が指摘されているベトナム南部の主要工業地域にあり、入居率90%以上ながら、賃貸可能な区画を有する(2024年7月現在)。19社の日系企業が稼働しており、企業主催の定期的な日系企業連絡会も開催されている。
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