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コラム(1回目)_ハイフォンエリア

コラム(1回目)_ハイフォンエリア

コラム(1回目)_ハイフォンエリア

昨今、ベトナム投資の過熱から2019年後半ころから、特に南部のホーチミン近郊エリア(ロンアン省や、ドンナイ省、ビンズン省、バリアブンタウ省)における、工業団地の地価の高騰と空き用地の減少が起こっております。
2021年には、コロナの影響による渡航解除が前提とはなりますが
日本以外の国からの投資も増加しそうな、ベトナムにおいて私が注目しているエリアがハイフォンとなります。
ハイフォン市は、ハノイ市、ホーチミン市と並ぶ中央直轄市であり、ベトナム北部最大の港湾都市とされております。(下記、私が2020年11月に出張も含め感じた事です。)

このハイフォンエリアを注目している理由としては
1. チャイナプラスとしての立地の良さ
2. ハイフォンの経済成長率
3. 都市開発の基盤が整備されつつある

この3つにポイントがあると思っております。

1. チャイナプラスとしての立地の良さ
中国からの物理的な距離が近いという事。
現在、ベトナムの製造業における調達率は30%ほどとされております。
原料調達や資材調達に関しては、中国で多くが賄えることもありこの物理的な距離には、優位に働くという事。
そしてハイフォンは港湾都市であり近隣の工業団地からの港までの距離にも優位性があります。

2. ハイフォンの経済成長率
ハイフォン市域内の経済成長率に関しては、2015年は、10.2%、2016年11%、2017年に14.0%、2018年には16.3%となり、ベトナム国内においても成長率1位を記録していなす。
また、2019年には2018年を越えた16.7%もの成長率を達成しており、急速な成長が見て取れ、この成長率に支えられ次項の都市開発が進められています。

3. 都市開発の基盤が整備されつつある
こちら、経済成長に支えられた投資という観点もあり大きなプロジェクトが、続々と計画、完成しはじめています。
昨年(2020年)には日航ホテルハイフォン、すぐ隣には大和ハウスさんが運営をされるRoygent Parks Hai Phong(ロイジェントパークス ハイフォン)がオープンしました。
また、ここから徒歩圏内にはオール日系で施工管理の分譲マンションThe Minato Residence(ザ ミナトレジデンス)が着工しており、生活基盤である住宅開発もかなり進み始めています。
加えて先日、2020年12月14日にはAEONモールがオープンしさらに、生活環境が良くなっています。

Nikko Hotel Hai Phong_外観

出張時利用したNikko Hotel Hai Phongのお部屋

建設中のAEONモール※2020年10月

これらのことから、日系企業においても、このように住環境や生活環境の充実したエリアに投資を検討(もしくは1時間圏内での通勤)する企業様が非常に多いのですが、この整備され始めた環境においては、今後投資検討エリアに充分入ってくるものと思われます。

また、ハイフォンエリアの工業団地への投資は、日系企業のみならず投資が加速するエリアであると考えております。
工業団地もシンガポール系デベロッパーや、ベルギー資本の工業団地(DEEP C工業団地)、ローカル資本の工業団地など、受け入れられる工業団地も多くあります。
かつ、ハイフォンエリアへの工業団地投資に関しては4年間の法人税免除その後9年間も半減という大きな税制優遇もあり、投資企業にとっては非常に大きなプラス材料ともなってきます。

実は、私もこのような環境からハイフォンはベトナム国内でもさらに躍進するエリアになるだとうと考え、上記ミナトレジデンスさん(分譲マンション)へ投資検討も含め御連絡、させて頂きましたが時すでに遅し。外国人に販売できる、住戸については全て完売とのお話でした。

ぜひ、2021年以降このようなハイフォン市に注目して頂ければと思います。

Nikko Hotelの朝食

Nikko Hotel内のレストラン『飛翔』ではこのような食事もできる。

弊社では、ベトナム国内60箇所以上の工業団地のご案内及び視察向けレンタカーサービス
工業団地専門誌の『インベストアジア』の出版をしております。
進出検討企業様におかれましては、ぜひご一報頂けますと幸いです。

【執筆者】
SUFEX TRADING Co., Ltd.  宮本 昌