- 2023 . 11 . 10
- ベトナム
- 賃金情報
- コラム 現地最新情報
ベトナムの求人動向 2023年第3四半期(Q3)
各国の求人動向をPersol Kelly様から掲載していただきました。各国の賃金情報から閲覧するか、以下のリンク先をご参考としてください。
- マレーシアの求人動向 2023年第3四半期(Q3)
- フィリピンの求人動向 2023年第3四半期(Q3)
- タイの求人動向 2023年第3四半期(Q3)
- インドネシアの求人動向 2023年第3四半期(Q3)
- シンガポールの求人動向 2023年第3四半期(Q3)
以下のグラフは、日系・非日系企業から弊社にご依頼をいただく新規採用求人数を示しており、1年前の同時期を100とした場合の推移を示しております。
四半期ごとの通年推移を見ると同時に、前期比・昨年同期比から各国の求人増減の動向をご参照ください。
※これらの情報は、PERSOLKELLYの各海外現地法人および提携先企業の求人データを元に作成しています。
各コメントは2023年9月末日現在の内容になります。最新の動向は、直接営業担当宛にご照会ください。
統計総局(GSO)の発表によると、2023年7~9月の国内総生産(GDP)成長率(推定値)は前年同期比+5.33%で、前年の+13.71%から減速し2011~2023年の7~9月で比較すると、今期のGDP成長率は2020年と2021年を除いたすべての年を下回った。また、1~9月期のGDP成長率は前年同期比+4.24%で、前年から減速した。2011~2023年の1~9月期で比較すると、こちらも同様に2020年と2021年を除いたすべての年を下回った。
GDP構成比率が大きいのはサービス業:42.72%、工業・建設業:37.16%、農林水産業:11.51%の3つだった。1~9月期のサービス業の伸び率は+6.32%で経済成長をけん引し農林水産業は+3.43%、工業・建設業は+2.41%で、このうち工業は+1.65%にとどまり、1~9月期として2011年以降で最低だった。
2023年7~9月における労働力人口の失業率は前期と変わらず2.30%、前年同期比では+0.02%pt上昇し、都市部の失業率は2.78%、農村部は2.01%だった。
同期の賃金労働者の平均月給は前年同期比+45万1000VND(約2770円)増の700万VND(約4万3000円)。男性労働者の平均月給は800万VND(約4万9000円)、女性労働者は590万VND(約3万6000円)だった。
9月の外国人訪問者数(推定値)は前月比13.4%減の105万4449人となったものの、前年同月の2.4倍となった。これにより、1~9月期の外国人訪問者数は888万5402人となり、前年同期比では4.7倍へと急増した。
7~9月の求人数についてはベトナムでは、全体の求人数は昨年同期比では62%に落ち込んだものの日本人求人数は昨年同期比で119%となり求人数が増加した。
また政府は、2023年9月18日、ベトナムで就労する外国人労働者の条件等について一部を変更した。外国人専門家の就労ビザ要件の1つとして、従来の規定では卒業した大学の専攻が、ベトナムで就労する予定の職務に適していることも求められていたが、新政令では「大学卒業以上、または同等の資格を有し、なおかつベトナムで就労する予定の職務に適した3年以上の職務経験を有する者」と記されており、要件が緩和された。外国人労働者の雇用に関する理由説明報告書の提出期限も、従来と比べて短縮されており、より日本人を含めた外国人が働きやすい環境になると予想される。
ハノイ、ホーチミン、両都市において、現在も新規進出をご検討されている企業様からのご相談や、実際のベトナム人募集の求人が増えており、今後も新規進出関連の問い合わせは増えていくと予想される。
============================
お問合せ:
パーソルケリージャパンデスク 堀岡(ほりおか)
persolapjapandesk@persolkelly.com
============================
これらの記事、写真、図表などの無断転載を禁じます。
Copyright © 2023 海外情報発信HP事務局 / CM Plus Corporation